四十路独女の転職日記

どんなときもおもちはおいしい

世に蔓延る悪しき面接官を撲滅し隊

一度の転職で何十社も応募していたため、ありがたいことにたくさんの面接を受けさせていただきました。無職の私は、基本的に来るもの拒まず精神でやってきたことと、オンライン面接が主流となった現在では、一日3社ほど受けることもありました。「職業、面接屋です☆」と自称できるほど受けてきた中で、態度と言動がひどすぎる面接官にあたった日は、いつも以上に疲労を感じたものです。

 

高圧横柄面接官

圧迫面接はいつの世も健在。そんな輩に対する私のポリシーは「圧には圧を」です。裏に意図があろうとなかろうと、高圧的な時点でお察し企業。喧嘩をする気持ちで挑みます。なのに、なぜか高確率で内定が出ます。皆が辟易する面倒な役員に対しても正論で食い下がる精神、とでも評価されるのでしょうか。無論、そんな輩とお仕事は致しませんのでお断りします。また、圧分類の中でも、職務経歴を一件ずつ声に出してジャッジする面接官もいました。「勤怠管理、要らない。給与計算、要らない。人事制度設計、要らない」といった具合に、私の持っているスキルの中で自社に要らないものを読み上げていくのです。オーバースペックだと言いたいならそう言えばいいものの。

 

ハラ祭り面接官

入社した場合に上司ポジとなる女性部長から、人生で初めてシングルハラスメントをされました。「え、結婚してないの?今年40なのに?」「今まで一度もなし?離婚もなし?」「どうしてしないの?あなた何か問題あるの?」と言われました。昭和ではありません。本年令和5年の出来事です。なかなか良いご縁に恵まれないようで~(笑)と返しましたが、怒りというよりも正直泣きたかったです。仰るように、私は何か問題のある欠陥人間なのかもしれません。だからといって、なぜそんなことを面接で聞かれなきゃいけないのでしょう。結局、女の敵は女か!!と思ってしまった悲しい時間でしたが、ハラスメントが常態化された職場環境であることがよく分かりました。

 

ぐうたら面接官

私は管理部門の人間なのですが、なぜか営業部の社員とやらが面接官として出てきたことがあります。その理由は、前職で少しだけ経理の経験があり、社内で一番知識があるためとのことでした(それもどうなんだ)。その上、時間には遅れてくるわ、途中で腕を上げて伸びをするわ、頭をかいてダルそうにするわ、話し方もぼんやりしてるわで。不採用と言いたいのであれば早々に切り上げれば良いものの、無駄な質疑応答が続いて謎でした。なんにせよ、社会人としてあってはならない態度。また、一次面接でよく現れがちなのですが、とりあえずマニュアル通りに話してまーす、と言わんばかりの女の子たち。あれはなんなのでしょう。人手不足なのでしょうか。

 

このように、ひどい面接というのは珍しくありません。我らはそういった面接官たちの部下でもなんでもなく単なる応募者なので、弱腰になったりごまをすったりする必要はありません。無理をして合わせて我慢しなくても、気の合う面接官や印象の良い企業というのは必ず見つかるものです。悪しき面接官らは、こんな面接しかできない企業なので入社しない方が良いですよ、ということを身をもって教えてくれています。転職活動中の貴重な時間を使った分、ぜひ判断材料にしてください♡

 

知って得する、知らないと損をする!すぐに役立つ相手に合った「伝え方」のコツ!