四十路独女の転職日記

どんなときもおもちはおいしい

入社早々に退職したっていいんです

前職がむりすぎて、“ ここに居たら心が壊れてしまう ” と切実に苦悩した結果、試用期間の3か月で早期離職しました。これまでも何度か転職をしていますが、最低でも3年は勤続してきたので、逃げるように退職してきたのは初めてです。という話を現職の同僚に話したところ、「え、そんなに早く辞めていいものなんだ。ごめん、なんか勇気もらえたわ。ありがとう!!」と謎の謝罪と感謝をもらいました。イインダヨ☆

 

過去、入れ替わりの激しい企業の労務に長年携わってきたのですが、辞め方は従業員それぞれでした。最短数日で来なくなる者も何人かいましたし、特に新卒社員は1年で辞めていく者も少なくなかったです。正直なところ、イレギュラーな辞め方をする者・早々に退職する者を目の当たりにする度、「なぜ就業規則に沿った辞め方ができないのか」「短期間で判断するのは時期尚早ではないか」「社会人として恥ずかしくないのか」と思っている側でした。しかし、今ならはっきり言えます。

 

逃げるは恥だが役に立つ(※ハンガリーのことわざ)

 

なのです。“ 恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことの方が大切 ” とか “ 逃げることが最善の解決策になることもある ” といった意味で使われるそうです。退職の際、民法ではどうとか就業規則ではどうとか、そんなことはみんな重々承知しています。それでも、悠長なことをいっていられない事情のある労働者だっているのだと、自身の経験を以ってようやく知ることができました。

 

早期離職を決意した時、自身の心の状態のことも併せて姉に報告したところ、「どうしてそんなになるまで抱え込んでたの!?相談しなさいよ!!」と怒ってくれました。昔、小学生の頃に激痛の発疹ができた時、お医者様から「どうしてこんなになるまで我慢してたの!?」と言われたことを思い出しました。変わらないものですね。私のように、なんてことないと言い聞かせて、そのうち慣れるはずと言い聞かせて、頑張りがちで我慢しがちな諸君。笑顔が完全に失われてしまう前に、早々に逃げたっていいんです♡

 

メディア掲載実績多数!【退職代行ガーディアン】